全国地理教育学会・第18回地理教育基礎巡検のお知らせ

2018年12月21日

全国地理教育学会巡検委員会では、教育現場の実践に寄与すべく、地域の理解を深めることを目的とした地理巡検を実施しています。この巡検は、学校教育において行われる「地理教育巡検」をより効果的に実施できるようにするための基礎的研究として行っている巡検で、「地理教育基礎巡検」とも称すべき性格を持つものであります。巡検委員会では、2007年11月から2010年5月まで実施してきた巡検(第1回~第7回)を、地理教育巡検と称してきましたが、本来の地理教育巡検(注:当学会ホームページ「ワンポイント巡検」http://jageoedu.jp/schedule1.htmlをご参照ください)と混同される恐れがあるため、新たに「地理教育基礎巡検」(略称、基礎巡検)という概念・用語に改めたうえで、第8回(2011年6月)から「地理教育基礎巡検」と称することにしました。そして、2012年2月から2017年10月まで実施してきた巡検(第9回~第16回)では、地歴連携の視点も取り入れてきました。

第17回地理教育基礎巡検は2019年3月24日(日)に埼玉県飯能市で「谷口集落として成立した飯能市の特質・変貌と西川林業―自然環境と人間生活の関わりを多面的に観察・理解する地理教育基礎巡検―」をテーマに実施いたします(当初は2018年9月30日に実施することになっていましたが、台風24号の接近の影響により、延期させていただきました)。非地理プロパーの教員が地理の授業を担当されるときにも役立つ内容です。なお、詳細については、下記の「Microsoft Word形式」または「PDF形式」をごらんください。

参加を申し込まれる方は、2019年3月15日(金)までに、巡検委員会のメールアドレス(junken 「あっとまーく。を.挿入.」 jageoedu.jp)に(1)巡検のみ参加、(2)巡検・懇親会とも参加、を忘れずにご連絡ください。また、地理教育基礎巡検に関するお問い合わせは、上記のメールアドレスをご利用ください。会員・非会員、地理プロパー・非地理プロパーを問わず、ご参加をお待ちしております。