グローバル世界地誌

大西洋圏と太平洋圏

概要

グローバル世界地誌 —大西洋圏と太平洋圏—』は,地理的事象ごとに世界地図上に表現した本です。ゆれ動く現代世界を新しい視点で地誌的に取り上げ,大西洋圏と太平洋圏の比較や国際関係の地理的解釈にも力を入れました。

説明

著者プロフィール

正井 泰夫:1929年生まれ。立正大学名誉教授。専門分野は都市地理学,地図学,環境景観論。

目次

I 地域区分と自然環境
(世界の分けかた/気候と植生-生物環境/地形を形づくる大地形)
II 人類の文化活動
(世界の宗教地図/世界の国際語)
III 地図で見る国際関係
(第一次世界大戦直前の世界/1960年の世界/現代世界地図)
IV 進む都市化
(戦前の大都市分布/現在の大都市分布/都市化と都市文明)
V 相互依存の現代世界
(食糧問題/エネルギー生産/活発化する貿易)
VI 工業化と南北格差
(近代工業国への道-製鉄/自動車生産/ハイテク産業の登場/国民総生産と1人当たり国民所得)
VII 豊かな産業と環境問題
(自動車の普及/先進国と中進国/グローバル化する環境問題)
VIII ボーダーレスの世界
(グローバルな環境旅行/国境を越える人の移住)
IX 大西洋圏・太平洋圏の内側
(ヨーロッパの統一は進むのか/4方面を向くアメリカ/地球の楽園-南西太平洋/焦点の北東アジア/日本の文化-アジアと太平洋,東と西の接点)
グローバル世界地誌書影
  • 発行日:
  • 判型:A5判
  • ページ数:168ページ
  • 定価:2,456円(本体:2,233円)
  • ISBN:978-4-8176-0101-8
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