トルコ バスの旅

風物と遺跡を訪ねて

概要

トルコ バスの旅 —風物と遺跡を訪ねて—』は,筆者が3度にわたり,30日間かけてトルコを走破した旅の記録であり,普通のガイドブックでは掲載されていない,詳細なトルコの風景が多くの写真とともに記述されています。風物や遺跡を訪ねての旅の行程が中心であるので,トルコの奥深さを知ることができます。

目次

I トルコについて
II イスタンブル
(アテネからイスタンブルへ飛ぶ/初めて受けるキッスの礼/ミレーナが林立するイスタンブル/サンタ=ソフィアの誕生/4本のミナーレ/神秘の殿堂内/ペンデンティブについて/地下貯水池/ヒポドローム/オベリスク/サーペンタイン柱/ブルー=モスク/トプカピ宮/町を取り巻いた城壁/イスタンブルの建築)
III ボスポラス海峡
(コンスタンチノープルの攻防戦/エジプシャン=バザールと兎/ドルマバーチェ宮/欧亜を結ぶ線/日本的な味の魚料理)
IV トルコの東海道
(ガラタ塔よさらば/チエミの歌ったウシュクダラ/ナイチンゲールが働いた病院/田園風景/トラックで運ばれる兵士/挺身隊となったイェニー=チェリー/勇将ハンニバル最後の地/伝統産業と近代工業/ビシニア王都であったイズミット/ギリシアに似た風物/山紫水明の古都ニケーア/オリーブ林と桑の木/トルコの奈良ブルサ/主食のヌン/トルコ風呂/遊んでいるサパンジャ湖/小麦生産世界7位/ミナーレのそびえる農村/シシカバブとドルマ/校倉造りの民家が/涙ぐましい水田/思わぬアクシデント)
V アンカラ
(アジア一流の高層ビル/ごまとトルコ/古城アンカラ/晴れ着姿の割礼少年/アタチュルク廟/住んでみたいアンカラに/ヒッタイト博物館)
VI ヒッタイト文化の遺跡
(チムールとバヤジットの対決/田舎食堂での昼食/ハットゥシャシュとボガズキョイは同一の遺跡/ヤジリカーヤの岸壁レリーフ/牛角の崇拝/トンガリ帽の男神と筒型帽の女神/カリュアチュード/丸帽と王/アッシリア系のイシュタール神/パンタールの上に立つ神/十二進法/神に祝福される王/王の逆鉾/トゥドハリヤジュIV/ボガズの天険は語る/ライオン=ゲイト/3300年前の古城市/トンネルでつないだ城門/ヒッタイト文書/城門守る愛らしいスフィンクス)
VII グレコ=ロマン的文化の多島海岸
(ダーク=ネルスの神話/トロイ戦争の起こり/発掘されたトロイ遺跡/ダーダネルスで泳ぐ/松やに採取/ペルガモン王国/ヘレニズム時代の夢の跡/綜合病院エスクレピエイオン/アルテミシュ信仰とキリスト教/ローマ時代のエフェソス/個性のある博物館/蛇行の本尊メアンダー/円形劇場/港を守るライオン/円形のデルフィニオン/ミレトスの中心部/冷・温・微温のローマ風呂/ミレトスの開発/多島海岸/転変する文化性/トルコの綿業地/美神アフロディテ/灰華地形と史跡/ヒエラポリス)
VIII ルーム=セルジューク文化地域
(タウロス越え/オリエントな港町アンタリア/石灰岩地形/アナトリア高原へ/ルーム=セルジュークの都コニア/アルマ/コニア近くのヒッタイト遺跡/キャラバン=サライ/農村の朝(ユルギップ)/世界無双の奇岩地形/見あきない円錐奇岩/地下都市/岩窟教会/改良されたビート/城塞跡のバザール/史跡めぐり/カイセリの歴史/アッシリアの遺跡きるてぺ/牛と農民/シバスの史跡/キオスク/水に関する地名/銅器の産地エルジンジャン/初めて見るユーフラテス川/ローマ文化最東の町/オリエント式トイレット/高原の町エルズルム)
IX 旧約聖書にでてくる地域
(アルメニア人の村/トルコの富士山アララット/天地創造とノアの箱船/ユートピア アララット高原/アブラハム・イサク・ヤコブとアララット/ヤペテの子孫はアルメジア人?/アルク/国境公害/国境通過)
X 牛とライオン
(牛談義/ライオン像を見たメモ)
トルコ バスの旅書影
  • 発行日:
  • 判型:B6判
  • ページ数:256ページ
  • 定価:1,320円(本体:1,200円)
  • ISBN:978-4-8176-0027-1
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