森を知り 森に学ぶ

めぐろシティカレッジ叢書6

森を知り 森に学ぶ

森と親しむために

概要

森を知り 森に学ぶ —森と親しむために—』は,土壌・気候などの自然環境だけでなく,人間活動の影響も受けながら多様な地域性を構成している森について,雑木林,里山をはじめ森林生態系と人間社会の関わり合いを様々な視点でとらえた本です。森を知り,育て,共存する方法を探ります。

説明

著者プロフィール

  • 菊地 俊夫:東京都立大学大学院理学研究科助教授・理学博士。1955年,栃木県宇都宮市生まれ。専門は人文地理学。特に,農業・農村地理学とオセアニア・ヨーロッパ研究。
  • 犬井 正:1947年,東京都生まれ。東京学芸大 学大学院教育学研究科修了。理学博士(筑波大学)。現在,獨協大学経済学部教授。1992〜94年,イギリス・レスター大学Honorary Visiting Fellow。専門は人文地理学,経済地理学,生態地理学。特にイギリスおよび日本の持続的農村システムと土地利用の研究,マングローブ地域の生態地理学的研究。

目次

第1章 森が育んだ文化

(1)森林文化を読み解く視点—ブナ帯文化論と照葉樹文化論(菊地 俊夫)/(2)森林からみた日本文化—神々の住処と恵み(松井 圭介)/(3)森林からみたヨーロッパ文化—畏怖と憧憬(山本 充)/(4)アフリカ乾燥疎開林帯における焼畑農耕の多様性(大山 修一)/【コーヒーブレーク】…東京近郊、国分寺崖線の雑木林を歩く—武蔵野の農村らしさ(ルーラリティ)と原風景を求めて(菊地 俊夫)

第2章 森とともにある自然

(1)植生としての森を読み解く—森の分布、形、機能(岡 秀一)/(2)森の移り変わり—森の生態学(岡 秀一)/(3)水と土を育む森—森の水文学(松山 洋)/(4)森がつくる気候—都市におけるクールアイランド(木村 圭司)/【コーヒーブレーク】…都会の森とその自然を読む-明治神宮の森を歩く(岡 秀一)

第3章 森に生きる人々と生活

(1)ヨーロッパの森と人々の生活—森の恵み(山本 充)/(2)アフリカにおける砂漠化・森林減少と「都市—農村」間の物質循環(大山 修一)/(3)日本の森と人々の生活—衰退する林業を救え(西野 寿章)/(4)関東平野の平地林と生活-武蔵野の過去・現在・未来(犬井 正)/【コーヒーブレーク】…三富新田の平地林を歩く(犬井 正)

第4章 見捨てられる森 育てられる森

(1)熱帯地域の森林の破壊と保全(犬井 正)/(2)コアラの森を守れ—オーストラリアの挑戦(菊地 俊夫)/(3)森林の多機能化—癒しの空間としての森(西野 寿章)/(4)里山の破壊と保全—市民が守る里山(犬井 正)/【コーヒーブレーク】…トトロの森を歩く-農村の原風景はどのように保全されるのか(菊地俊夫)

森を知り 森に学ぶ書影
  • 発行日:
  • 判型:A5判
  • ページ数:190ページ
  • 定価:本体1,500円(税別)
  • ISBN:978-4-8176-0250-3
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