日本の気候 第2巻

気候気象の災害・影響・利用を考える

概要

日本の気候 第2巻 —気候気象の災害・影響・利用を考える—』は,日本の気候に関連した異常気象・環境問題・気候変動・生活への応用など具体的なテーマについて,各分野の専門家26名がわかりやすく解説した本です。話題性に富むテーマ構成で,最新データや画像も盛り込み非常に興味深い内容となっているので,一般教養としても,気候が私たちの生活にどのような影響を及ぼし,それをどう利用することができるかを理解することができます。

説明

監修者プロフィール

  • 吉野 正敏:1928年生まれ,東京都出身。東京文理科大学大学院理学研究科(地学)修了。理学博士。法政大学教授を経て,筑波大学教授を歴任。現在,筑波大学名誉教授。国連大学上席学術顧問。

目次

まえがき(吉野正敏)

第1章 日本の気象災害

§1.1 集中豪雨(西森基貴)/§1.2 干ばつと猛暑(磯部秀彦)/§1.3 冷夏(ヤマセ)(菅野洋光)/§1.4 霧(山川修 治)/§1.5 雪氷害(小柴厚)/§1.6 風害(小柴厚)/§1.7 塩害(加藤央之)/§1.8 雷害(小柴厚)/§1.9 雹害・ダウンバースト (山川修治)/§1.10 竜巻(山川修治)/§1.11 黄砂と砂塵嵐(田少奮)

第2章 生物季節(増田啓子)

第3章 都市気候

§3.1 都市気候研究小史(福岡義隆)/§3.2 都市の気候と水の役割(福岡義隆)

第4章 健康影響(佐々木昭彦)

第5章 気候資源と農業

§5.1 自然エネルギー(太陽エネルギー,風力エネルギー,水資源)(七原俊也,小柴厚)/§5.2 気候資源と農業(作物の生育環境と農業の 立地,作物の適地適作の事例,温暖・寒冷気候の利用,寒冷地における資源利用・保存技術)(林陽生,大原源二,黒瀬義孝,横山宏太郎)/§5.3 気候の 影響と森林,林業(清野嘉之)/§5.4 海洋生物資源管理のための気候知識の活用(川崎健)/§5.5 気象・気候の変化と産業(西宮昌)/§5.6  アメニティと気候風土の恵み(福岡義隆)/§5.7 気象光学(宮内誠司)

第6章 地球環境変動の影響

§6.1 画像でみる気候システムの季節変動(山川修治)/§6.2 オゾン層破壊(伊藤朋之)/§6.3 地球温暖化(加藤央之)/§6.4  砂漠化(篠田雅人)/§6.5 酸性雨(藤田慎一)/§6.6 衛星画像による地球の夜の光(中川裕則)/§6.7 第四紀からみた現代の地球環境変動 (遠藤邦彦)

参考文献

付録A 極値表(小柴厚)

付録B 気象災害史(編集委員会)

索引

おわりに

コラム

  1. 2004年7月梅雨末期の集中豪雨 山川修二
  2. 2004年7月の異常高温 小柴厚
  3. 北日本の夏期の天候に認められる5年周期変動 菅野洋光
  4. 清川ダシ 菅野洋光
  5. 佐賀竜巻 山川修二
  6. 都市気候の人間への影響 佐々木昭彦
  7. 暑熱ストレスの脳内メカニズム 佐々木昭彦
  8. 熱波に対する各国の対策 佐々木昭彦
  9. 日長時間・日照時間・可照時間 林陽生
  10. 雪を早く融解させる方法 鮫島良次
  11. ウォーター・アメニティ 福岡義隆
日本の気候 第2巻書影
  • 発行日:
  • 判型:A5判
  • ページ数:338ページ
  • 定価:3,520円(本体:3,200円)
  • ISBN:978-4-8176-0223-7
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